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周辺地域紹介

林万昌堂のある京都市街には様々な名所、旧跡が点在しています。
その中でもこちらでは、当店とゆかりの深いものをピックアップしてご紹介いたします。京都で当店の甘栗をご購入いただいたあとに、こちらの名所にも足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

そめどの地蔵

お授け地蔵『染殿院』のいわれ

お授け地蔵『染殿院』のいわれ林万昌堂本店、店内を抜けたところにひっそりと建つお寺。名前を「染殿院」といいます。
ここは弘法大師こと空海の開いたお寺。その霊験もあらたかでその昔、文徳天皇の后であった藤原明子に皇子が授からないことから、この地蔵堂に参り17日の願をかけたところ、満願の日に懐妊の兆候があり、後の清和天皇を授かったといういわれがあります。
そのことから、このお寺は藤原明子の後の名前、染殿皇后にちなみ、染殿地蔵尊、「そめどの地蔵」と呼ばれるようになりました。


そめどの地蔵さんのエピソード

そめどの地蔵さんのエピソード「染殿院」のご本尊は、地蔵菩薩。
この菩薩様は高さが2m余りの木彫裸形の立像と言われていますが、その公開は50年に一回。
この秘仏には、染殿皇后のエピソードのほかにもまだお話があり、夢窓国師が松尾に苔寺を開こうとして築山を拵えようとしたときのこと、築山の予定地にある大きな石が大きすぎて途方にくれていると、一人の僧が現れてあっという間に石を動かし、国師の思い通りの庭園を作ったのです。
そこで国師はお礼に、自分の着ていた袈裟を贈りました。僧は袈裟をもらい受けた途端、錫杖を地に立てたまま消えてしまいました。


地蔵菩薩後日、国師が染殿地蔵堂に行き、扉を開けて拝むと、件の袈裟が地蔵菩薩の肩にかかっており、手には錫杖がありませんでした。
国師はこの地蔵があの僧の化身であったことを知り、感激の涙を流されたということです。ちなみに、その錫杖は現在も松尾の西芳寺の地蔵院に残されているといわれています。


冠者殿社

素戔鳴尊の荒魂をまつる「冠者殿社」

素戔鳴尊の荒魂をまつる「冠者殿社」四条通を挟んだ本店の向かいには、素戔鳴尊(すさのおのみこと)の荒魂(あらたま)が祀られる『冠者殿社(かんじゃでんしゃ)』というお社があります。
この冠者殿社は、もともと樋口富小路冠者殿町にあったお社でしたが、天正19年(1592)の豊臣秀吉の命により四条に移転。さらに現在の社殿は文久3年(1863)正月に焼失したものを同年5月に再建したもので、明治45年に道路拡張に伴い現在地に移されました。

復活を果たした高天原入りした神様

冠者殿社の祀神である素戔鳴尊は八百万の神の住む高天原(たかまがはら)で狼藉を働き、そこから追放された荒々しい神様でした。しかし、追放された先で人々苦しませていた八俣(やまた)の大蛇(おろち)を退治したことから、姉である天照大神に許され、無事、高天原へと帰りました。
素戔鳴尊はその荒々しくも、英雄的なエピソードと霊験で、今でも人気の高い神様なのです。


商売の嘘を許してくださる神様

冠者殿社の名は「誓文(せいもん)払い」の社として知られ、商いを行う人々からも信仰を集めています。
商売には約束がつきものですが、ときにはやむなくそれを破らなければならないことも多いもの。
この約束を破ったときに許してくださる神様がこの素戔鳴尊。それが商人の間で評判になり、のちに『誓文払い』の神様として全国に知られるようになりました。八坂神社では毎年10月20日に冠者殿社のお祭りを行い、この誓文払いの行事を伝えています。
この行事では、お祭りの数時間だけ、冠者殿社の神符や撤饌(てっせん)を信徒の方に授与しています。

恋の嘘も許してくださる女性の味方

この商売上の嘘を許してくださる神様は、祇園の遊女たちからも信仰を受けていました。
幕末期、馴染み客から愛の証しとして恋文を書かされた彼女達は、その偽りで誓った恋心を冠者殿社で、払っていただいたといいます。冠者殿社は恋の嘘も許してくださる、女性にとってもありがたいお社なのですね。

商売安泰を願う冠者殿社崇敬会

冠者殿社には冠者殿社崇敬会という組織があり、祭礼の案内や、毎年交霊の神符や撤饌を授与する役目を果していらっしゃいます。
入会希望またはお問い合わせの方は、(075)561-6155までご連絡ください。

御旅所

山鉾巡行は神輿渡御の先触れ

冠者殿社の隣には「御旅所」と呼ばれる場所があります。この御旅所は仮の宮または離宮ともいわれ、祭礼のときに本宮を出た神輿(みこし)を迎えて仮にお奉りする場所という役割があります。

日本の三大祭として知られる祇園祭の山鉾巡行の日(7月17日)、山鉾が道を清めた後、八坂神社から三基の神輿がここに渡御します。これを神幸祭といいますが、この神輿は同月24日の還幸祭に八坂神社にお返しされるまでここに安置されます。

願いが叶う7日7夜の「無言詣」

御旅所では、神輿が安置されている7日7夜の間、「無言詣」という祭礼が行われます。
これは1日24時間いつでも心の中で念ずる願いを聞き届けてくださるという祭礼。無言詣中は、お社にはお供えのロウソクがともされ、荘厳な雰囲気が社と人々を包み込みます。

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